いちご栽培は高設栽培が主流でも川原さんのところはこだわりの土壌栽培

高設栽培とは

高設栽培というのは地面ではなく高い位置に人為的に根部環境を作って栽培するやり方です。

高設栽培のメリット
・立ったまま作業ができる。
腰への負担や屈むことも減るので楽な姿勢で作業ができます。
立って仕事ができるというのは本当にメリットが大きいです。

・イチゴが傷みにくい。
地面近くにあると足に当たったり土に当たったりすることもありますが、そういうことがありません。

紀州田舎の小さな八百屋さん 和歌山生まれの新品種 いちご 「まりひめ」 大粒 苺 2パック

川原さんは主流の高設栽培ではなく土壌栽培を続けています。
会ったときもヘルニアで腰が痛いと言ってました。
やっぱり地面近くで屈んで作業を続けるのは本当に体の負担が大きいと言ってました。
でも実際、高設栽培と土壌栽培の両方を見て思ったのはイチゴの生命力が全然違いました。

上が高設栽培のイチゴ。
下が土壌栽培のイチゴ。
写真ではわからないかもしれませんが茎の太さが全然違います。
そしてイチゴの粒の大きさも全然違いました。
土壌栽培のイチゴは太くて大きいんです。
イチゴが生きてる!って思いました。

土壌栽培のイチゴの味

最近の果物全般に言えることですが、甘い果物が人気があります。
でも個人的には甘みの中に酸味があるのが美味しい果物だと思ってます。
甘みだけだと水っぽいというかそういう果物が多いんです。
この土壌栽培のイチゴは甘みだけでなくバランスの良い酸味もあるんです。
酸味といってもすっぱいという感じではなく、イチゴ本来の甘みと酸味のバランスを感じることができました。

紀州田舎の小さな八百屋さん 和歌山生まれの新品種 いちご 「まりひめ」 大粒 苺 2パック

この違いは高設栽培と土壌栽培の両方を見たからわかったことで、どちらか1つだけ見ても気づかなかったことだと思います。
川原さんは体の負担が大きくても土壌栽培にこだわってらっしゃいました。
味も美味しいので1パックの値段を聞いてもけっして安くない値段でした。
味も形もいいから値段が落ちないんでしょうね。

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