このリンゴの名前は和名「旭」。英語名「McIntosh」。
アップル社のマッキントッシュなんです。
誰でも1度は見たことがあるアップル社のリンゴマーク。
どんなリンゴでもいいってわけではなかったんです。
しかし、綴りは少し違ってアップル社は「Macintosh」と書きます。
この綴りに関してはミスなのか意図的なのか所説あります。
このリンゴの特徴は縞模様がなくツルっとした赤の皮。
丸型ではなく少しデコボコしてるのも特徴です。
ちょっとわかりずらいですが、一般的なりんごよりも中は白っぽいです。
食感は柔らかくて、甘味は少なめ。
でも皮は薄いのにしっかりしている印象です。
旭は激レアリンゴ。幻のリンゴと言われている理由は?
旭は日本の北海道に入ってきたリンゴなのですが品種改良を行われていない珍しいリンゴです。
一般的に消費されている果物は基本的に品種改良をすることで味や触感など現代人に合うように作られたり日保ちするように進化してきています。
この「旭」は病気に弱くすぐ傷んだり落果も多いんです。
実は今年はGETできましたが去年は全滅で食べることも見ることもできませんでした。
さらに旭の原木を持ってる農家さんそのものが少なくて作ってる方がほとんどいないのも原因の一つです。
農家さんも日保ちして人気のある甘くて触感の硬いリンゴを作った方が収入にもなるのでわざわざ作る人がいないんです・・・
旭の糖度は10.9度
低い数字です。
でも加熱するとどうなるか。電子レンジで1分ほど加熱してみました。
かなり上がりましたね!
砂糖も何もしないでただ電子レンジに入れただけこれだけ糖度があがりました。
加熱したのを食べましたが、ちょっとジャムの初期段階のような味にはなってます!
ジャムレシピ
それなら旭のレアジャムを作ってみよう。
ってことで薄く切って鍋に入れました。
レシピ
・リンゴ 1個 (一般的な大きさ)
・砂糖 20g
・水 大さじ1杯
以上。
今回はレモン汁とかも入れずリンゴそのままで作ることにしました。
水を入れるのは焦げないようにするためです。
鍋に蓋をして30分ほど弱火でコトコト放置しました。
混ぜることもなく完全放置。(その間に別のことができるので楽です(^^♪)
30分後、蓋を開けてヘラで混ぜます。
水分が多いときはここで火を強くして水分を蒸発させてください。
それで完成。
糖度を調べてみると24.3度。
普通に販売されてジャムはもっと高いです。家の冷蔵庫にあった市販のジャムを調べてみました。
僕の持ってる糖度計は53度までしか測れないのですがエラーが出ました。
53度以上ですよ。ってことです。
糖度65度以上 →→→ 高糖度
糖度55度以上65度未満 →→→ 中糖度
糖度40度以上55度未満 →→→ 低糖度
このように分類されてますが、個人的に甘すぎるのは好きじゃないので糖度20度でも十分甘いし旭の香りもあってめちゃめちゃ美味しいです!
手作りの良さは自分の好みに作れるってところもあると思います。
さっそく朝食にトーストに旭のジャムをつけて食べてみましたけど最高です!
くどい甘さもないですし、ちょうど良い甘さに香り!
写真はないですが、このトーストに「トキリンゴ」1個が今朝の朝食。
リンゴばかりですww
旭
硬さ 2
甘さ 2
(個人的な評価です)
硬さレベル 柔らかい1 ~ 硬い10
甘さレベル 酸味1 ~ 甘い10
過去に紹介したリンゴ